モニターアームにモニターを取り付けるには「VESA規格」に対応している必要があるのをご存じでしょうか。
残念ながら、このVESA規格はすべてモニターに対応しているわけではないんです。
そんなモニターでもVESAアダプタを使うことでモニターアームに取り付けることが可能になります。
この記事では、VESAアダプタのメリットや注意点を解説していきます。
VESA規格とは?
VESA規格とは、モニター背面にあるねじ穴の間隔の国際標準規格のことです。
モニターのサイズによってVESA規格の大きさに違いがあり、75×75㎜、100×100㎜などがあります。
モニターアームによって対応しているVESA規格が異なったりするので、事前に確認しておく必要があります。
VESA規格に対応していないモニターもある
しかし、すべてのモニターがVESA規格に対応しているわけではなく、背面にねじ穴のないモニターもあります。
製品のページに基本的に書いてありますが、ない場合もあるので口コミやレビュー記事等を参考にしてみるといいでしょう。
VESAアダプタを使ってモニターアームに装着する
VESA規格に対応していないモニターをモニターアームにつなげる方法に、VESAアダプタがあります。
VESAアダプタを使うことで、4本のプレートとVESAマウントによって固定することができます。
見た目はこんな感じになります↓↓↓

モニター本体に手を加えないので楽
VESAアダプタ以外にVESA非対応のモニターをアームにつける方法として、モニター本体に電動ドリルなどでねじ穴をあけることがあります。
背面のカバーを外したり補強用の部品等が必要になるので、手間に感じる人は多いでしょう。
それに比べると、VESAアダプタならつけるだけでよいのでかなり楽にアームにつけることができます。
VESAアダプタを使う際の注意点
ここでは、VESAアダプタを使うときに知っておきたい注意点をいくつか解説しておきます。
モニターの上下で厚みが異なる場合
PCモニターの厚さは、製品によっては均一ではないことがあります。
モニターの厚さが均一の場合はVESAアダプタを取り付けやすいのですが、上下で厚さが異なるとちょっと難しくなります。
厚いほうに引っ掛け部分を合わせる必要があるので、VESAマウント部分がモニターから浮いてしまいます。
それでも固定はできているので、見た目的な不安が多少残ってしまうだけですね。
こんな感じになります↓↓↓

対応しているモニターの大きさ、厚さ
VESAアダプタには、対応しているモニターのインチと厚さが明記されています。
大きすぎるモニターだと対応していない場合が多いので、購入する前に確認しておきましょう。
また、モニターアームだけでなく、VESAアダプタにも耐荷重はあるので念のため知っておきましょう。
どうしてもモニターアームを付けたいときに便利
VESAアダプタを使うことでVESA規格に対応していないモニターでもアームに取り付けることができるようになります。
初めからVESA規格に対応しているモニターを選んだほうが楽だとは思いますが、買ったモニターにVESA規格のねじ穴がなかったときには便利な方法です。
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