ベンチマークソフトは自分の使っているPCの性能を測ったり他のパーツとの比較に便利です。
しかし、ベンチマークソフトでは持っていないパーツでの測定をすることはできません。
そこで、ベンチマークスコアを見ることのできるサイトのPassmark softwareをご紹介します!
PassMark Softwareとは
PassMark Softwareは1998年に創業されたソフトウェア開発会社で、おもにベンチマークソフトを提供しています。
普通にPCの性能を測るパフォーマンステストのほか、キーボードの状態を確認したりキーのレスポンスタイムを測定するソフトなどいろいろなテストアプリをリリースしています。
ベンチマークスコアの見方
正確にはcpubenchmark.netというサイトでベンチマークスコアを見れます。
CPUでもグラボでも共通で、ベンチマークスコアを見るには「製品名 + passmark」と検索するだけです。
平均スコア( Average CPU Mark )
具体例としてRyzen5 5600Xのベンチマークスコアを調べてみます。

検索して一番上に出てくるサイトをクリックします。
するとCPUの基本スペックのほか、画面の右側に「Average CPU Mark」の項目があります。
この赤丸に囲まれている数字がよく比較されるベンチマークスコアになります。

性能の近いCPUとの比較
cpubenchmark.net で確認できるのは平均スコアだけでなく、サイトの下の方に行くとスコアの近いCPUのリストやコスパを確認することができます。

サイトを下にスクロールすると、性能の近いCPUを10個リストアップしてくれます。
ここに比較したいCPUがない場合は個別に検索するか、5つまでならサイト内で比較することができます。
右上の天秤マークをクリックして出てくるページで「Compare List」に比較したいCPU名を入力することでスコアや価格などの比較が可能になります。

コスパ(CPU Value)
スコア/価格で評価されるコストパフォーマンスも出してくれます。

シングルコア性能
平均スコアではマルチスコアでの性能を測っていますが、シングルコアでの性能も見ることができます。

他社製品と比べるのはちょっと微妙
Passmark Softwareでの性能の比較は、同じAMD製のCPU性能の比較にはかなり役立つのですがAMDとIntelを比較するときにスコアの違いが実際よりも大きく感じます。
そのため、AMD製CPUとIntel製CPUの性能を比較したい場合はほかのベンチマークソフトを使うほうがいいと思います。
たとえば、有名なのはCinebenchがあります。
直接ダウンロードして自分のPCの性能を測るのもできますが、持っていないCPUなどの性能を知りたい場合はこちらのcpu-monkyというサイトが参考になります。
Cinebenchの過去シリーズから最新までのベンチマークスコアが見れるほか、それ以外のベンチマークスコアも掲載されています。
PCを買う前にベンチマークスコアで性能比較しよう
今回はPassMark Softwareのサイトで持っていないCPUやグラボの性能比較をする方法をご紹介しました。
どんな性能のPCを買うのか検討するときにベンチマークスコアはかなり参考になります。
PCパーツはかなり値動きが激しいので、スコアと価格のバランスを考えて購入を検討してみてください!