おもに理系の学部生は、大学や学部によって時期に差はありますが3~4年生の時に研究室に配属されます。
研究室では卒業にむけた実験、卒論をして、研究の手伝いをすると思います。
同じ大学の大学院に進む場合は、その研究室にそのまま所属することも多いので3~4年次の研究室配属は非常に重要になってきます。
この記事では、どうやって研究室を選ぶのか、研究室配属で重要になることをご紹介します。
そもそもどうやって研究室を選ぶのか
3~4年になるまでには専門科目を修了しているはずで、学部学科でおおまかにどのようなことを研究するのかを感じ取っていると思います。
そこで研究室でどんなことを研究しているのか、また配属されてからどんなことをするのか、といった情報を得る方法をいくつか紹介します。
大学、学部主催の研究室紹介
研究室配属の時期が近づいてくると、大学から学部生向けに研究室の紹介をしてくれることが多いです。
そのような機会は研究室配属手前だけではなく、1~2年生の時期からこんな研究をやってますよ、みたいなことをやってくれるはずです。
そういった場を利用して研究室の情報を得るのが比較的簡単にできる方法です。
研究室見学
研究室見学は絶対に行っておくことをおすすめします。
研究室見学をおすすめする理由は、
・研究室の雰囲気を直接感じ取ることができる
・所属している学生、大学院生の生の言葉を聞ける
・教授から研究について聞くことができる(基本的には)
など、研究室を決めるうえで重要なことを知れるからです。
配属されればその研究室で長いこと過ごすことになるので、自分との相性は重要になります。
特に所属している学生と直接会話できるのが嬉しく、どんな研究室生活を送るのか、忙しさなどを具体的に知ることができるはずです。
また、コアタイムの有無やその時間等も聞けば教えてくれるはずなので、実際にどんな研究室生活を送るのかイメージしやすくなるでしょう。
できればいろんな研究室の見学にいくことが好ましいです。
研究室のサイトを見る
研究室によっては研究内容やメンバー、論文などについて書いているサイトがあります。
大学の公式サイトから探せたり、研究室の名称などで調べるとでてくると思います。
研究室が研究施設に付属している場合はその施設のサイトのなかにある可能性もありますね。
サイトによって雰囲気はかなり違いますが、実験内容や研究室での活動が書いてあったりします。
研究室によってかなり凝って詳しく書いてあるサイトもあれば、かなり簡素になっているサイトもあるので参考にしてみてください。
同期、先輩からのうわさ
これはあまり具体的ではないんですが、人に聞いて研究室がどんなところかといったうわさを聞くという方法です。
研究室によって忙しさや教授の対応などは異なるのですが、ブラックな研究室の悪評は割と流れてきます。
研究したいことがその研究室にあるのならしょうがないかもしれませんが、長い時間をすごす研究室ですので基本的にはブラックでないところが望ましいです。
研究室配属には成績が重要
大学や学部によりますが、研究室配属では希望の研究室を第一から第三希望くらいまで記入して大学に提出します。
希望の研究室の人数があふれたときに重要視されるのはおもに成績です。
成績といっても専門のみだったりこれまでの大学での成績すべての場合もあるので、できれば早めからいい成績をとっておくのがいいでしょう。
どの成績が特に重要視されるかを大学側が教えてくれればいいのですが、あいまいにされていることも多いです。
確実に言えることは、いい成績をとっている人は希望の研究室に行ける可能性が高いということです。
研究室はきちんと考えて選ぼう
研究室選びはその後の実験や大学生活に影響を及ぼすので、非常に重要になります。
やりたくないことを長いこと研究室でやるのは苦しいので、面白そうな内容を見つけましょう。
また上記しましたが、研究室見学には必ず行きましょう。