[GTX1650]グラボ高騰の中で選ぶミドルクラスのグラボならこれ!

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グラボが高騰してからしばらく経ちますが、いまだに落ち着く様子はありません。

以前は今の半額くらいで買えたのにな…

なんて考えてるのでいつまで経っても新しいグラボに手が出づらい状況が続いています。

そんな中で、ミドルローくらいのグラボで現在在庫があって手に入れやすいのはGTX1650となっており、いくつかのメーカーで再販だったり新しく発売されています。

そこで、この記事では

・GTX1650の性能と比較

・各メーカーでの現行製品

・GTX1650以上の性能を求めるならどれ?

をご紹介していきます!

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GTX1650のスペック

GTX1650にはGDDR5版とGDDR6版があり、GDDR6の方が高スペックとなっています。

GTX1650 GDDR5GTX1650 GDDR6
プロセッサ数896896
クロック周波数1485 MHz(ブースト 1665 MHz)1410 MHz(ブースト 1590 MHz)
メモリ構成4GB GDDR54GB GDDR6
メモリ速度8Gbps12Gbps
メモリ帯域幅128 GB/秒192 GB/秒
価格約29,000円〜(現行品少なめ)約27,000円〜
https://www.nvidia.com/ja-jp/geforce/graphics-cards/gtx-1650/を参照

GDDR5版はあまり新規発売されていないので現行品が少ないです。

再販されていたり新しく発売されているGTX1650は大体GDDR6版なので、そちらを選ぶことをおすすめします。

価格もGDDR6の方が安くなっています。(2021年11月現在)

GTX1650のベンチマークスコア比較

ここではGTX1650のベンチマークスコアを他のNVIDIAのグラボと比較します。

GTX1650GTX1050TiGTX1660RTX2060RTX3060
PassMark スコア77596331116351387716616
3Dmark Time Spy36492356546975928840
TDP75W75W120W160W170W
https://benchmarks.ul.comを参照

当然ではありますが、ハイエンドのグラボと比較するとスコアには差がついています。

ただし価格とのかねあいや発売された時期を考えると妥当ではあります。

ハイエンドになるほど消費電力も多くなるので、それに比べるとミドルクラスでは抑え気味になるのは逆に考えるといいところでもあります。

各メーカーの現行品

現在GTX1650を販売しているのは主に、玄人志向、ASUS、GIGABYTE、MSI、ZOTAC、GAINWARDとなっています。

玄人志向 GF-GTX1650D6-E4GB/DF3

参考価格:約27,300円〜 (2021年11月時点)

現行のGTX1650で最安値なのがこの玄人志向です。

補助電源が必要ないのがありがたく、デュアルファンクーラーを搭載しています。

モニター出力の端子はDVI x1、HDMI x1、DisplayPort x1が付いていて最大3画面に出力できます。

ASUS TUF-GTX1650-O4GD6-P-GAMING

参考価格:約34,800円〜 (2021年11月時点)

2021年2月に発売されたデュアルファンクーラーモデルです。

ASUSのGTX1650にはファンが一つのモデルもありますが、今のところ価格が同じなのでグラボのサイズを気にしないならこちらの方がいいでしょう。

GIGABYTE GV-N1656OC-4GD Rev3.0

参考価格:約30,300円〜 (2021年11月時点)

GIGABYTEのGTX1650を搭載したシングルファンのグラボです。

以前R2.0バージョンが発売されていましたが、2021年9月にR3.0と名前が少し変わって発売されています。

MSI GTX 1650 D6 AERO ITX OCV1

参考価格:約29,700円〜 (2021年11月時点)

GAINWARD GTX1650 D6 Ghost NE6165001BG1-1175D

参考価格:約29,700円〜 (2021年11月時点)

ZOTAC GTX 1650 OC GDDR6 ZT-T16520F-10L 

参考価格:約33,800円〜 (2021年11月時点)

上の3つのグラボよりも2センチほど小さいので、コンパクトな自作PCにおすすめです。

ただ、他のシングルファングラボに比べて価格はちょっとだけ高めです。

ZOTACのGTX1650にはデュアルファンバージョンもあります。

GTX 1650を搭載したPC

ここではGTX 1650を搭載したPCをご紹介します。

マウスコンピューター G-Tune PL-B

製品ページはこちら

・CPU:Intel Core i5 11400F

・GPU:GTX 1650 (GDDR6版)

・メモリ:16GB

・ストレージ:M.2 SSD 512GB

・価格:120,780円(税込)

マウスコンピューターのGTX1650を搭載したBTOパソコンです。

CPUもコスパの非常に高いCore i5 11400Fを使っているので、12万円という価格ながらかなりのゲームができる高コスパPCとなっています。

アーク arkhive Gaming Custom

製品ページはこちら

・CPU:Intel Core i5 10400

・GPU:GTX 1650 4GB

・メモリ:ARK DDR4-2666 8GB

・ストレージ:Kingston 500GB SSD

・価格:109,800円(税込)

アークのGTX1650を搭載した低価格BTOパソコンです。

価格はなんと10万円台とかなりなお手頃に設定されています。

その分CPUは第10世代のものを使用していますが、最低限ゲームをすることは可能だと思います。

さらに高性能なグラボを求めるなら

現在手に入れやすいハイエンドグラボはRTX2060RTX3060あたりです。

RTX2060がおよそ57,000円〜、RTX3060はおよそ66,000円〜となっています。(価格.comより)

参考価格:約57,200円〜 (2021年11月時点)
参考価格:約66,000円〜 (2021年11月時点)

急に値段が跳ね上がりますが、現在はこの中間くらいに位置するグラボがなかなか見当たりません。

安くなるのを待つか、今買うか

自作PCをする人やPCのアップグレードをしたい人には現在のグラボの高騰は悩ましい問題です。

グラボが安くなるのがいつになるのかわからないので、欲しいなら高くても今買うしかありません。

在庫も製品によっては少ないので、メーカーが新しく発売したり再販してくれるのはすごく嬉しいですね。