PCゲームは通常、ある程度の性能を持ったグラボまたはグラフィック機能付きCPUを搭載していなければできません。
そんな中新たなクラウドサービスとして、PCゲームができるGeForce NOW が提供されています。
この記事では、
・GeForce NOW のサービス内容
・いくつかのデバイスで実際に体験した感想
などを書いていきます!
GeForce NOW とは
GeForce NOW(正式名称はGeForce NOW Powered by SoftBank)はクラウドのゲームサービスです。

具体的には、PCやスマホなどのデバイスの縛りなしでゲームができるサービスです。
名前にソフトバンクが入っていますが、ソフトバンクの回線ではない人でも利用することができます。
フリープランとプレミアムプランの2種類
GeForce NOWはフリープランとプレミアムプランの2種類のプランがあります。
フリープランは、
・無料で利用できる
・連続で利用できるのは1時間だけ
・RTX ON には非対応
といった特徴があります。
連続の利用は1時間だけとはいっても、再接続することでまた1時間利用することができます。
RTX ONとは、RTXによるリアルタイムレイトレーシングのことです。
簡単にいってしまえば、画質が非常に綺麗になる機能と考えてもらって大丈夫です。
プレミアムプランは、
・月額1980円(税込)
・連続利用時間は6時間
・混雑時に優先的に接続される
・RTX ON に対応している
で、フリープランよりもゲームに集中できる環境が提供されています。
フリープランを試してみて、ゲーミングPCは買えないけど月額1980円でゲームができるならいいかな、と考えている方にはおすすめです。
対応しているゲームタイトルが多い
サービス開始当初は対応しているタイトルが少なかったですが、今現在はかなり多くのタイトルに対応しています。
無料タイトルだとAPEXやフォートナイト、LOLやロケットリーグなどが対応しています。
有料タイトルは1000個以上が対応しているほか、毎週金曜日に新しく追加されます。
やりたいゲームがあるかどうかは公式サイトから確認することができます。
実際に体験してみた
自分の持っているデスクトップPCとノートPC、スマホでフリープランを試してみました。
デスクトップPCの場合
PCのスペックはCPUがRyzen5 3600でグラボがRX570です。
普段からApexをやっているときの平均FPSは80~90くらいです。

やってみた感じ、自前のPCに比べてですが画質が悪くカクカクしていましたがプレイ自体はできそうでした。
当然ではありますが、自前のPCのスペックがそこそこ以上ならGeForce NOWを使う必要はないと思います。
ノートPCの場合
ノートPCとしてMacbook Air (2020 M1チップ搭載)を使ってみました。

解像度の関係かもしれませんが、デスクトップPCでやったときに比べて画質はちょっとよく見えました。
ゲームプレイ自体も問題なくできました。
MacはWindowsに比べてできるゲームが非常に少ないので、GeForce NOWを活用することでできるゲームが増えるのは嬉しいですね。
スマホの場合
普段から使っているiPhone 8 でやってみました。
数年前のiPhoneなのでスペックが足りているかどうか不安ではあります。

GeForce NOWに接続してみると、カクカクせずにスマホでApexが動いてちょっと感動しました。
ほかのスマホFPSのように画面にコントローラーを出してプレイすることもできるし、外部接続のコントローラーでプレイすることもできます。
スマホでPCゲームができることに非常に驚きました。
フリープランだけでも試してみる価値はある
GeForce NOWをまとめてみると、
特にフリープレイでも利用できるのが素晴らしいと思います。
そもそもグラフィック機能などのゲーム処理をクラウドサービスで提供なんて新しいことをしているので試してみるだけでも価値はあると思います。
PCゲームのハードルがかなり低くなるのでGeForce NOWを使ってみてください!